ブナハーブン 12年 46.3% オフィシャルボトル

BUNNAHABHAIN 12Y. 46.3% OB


評価:★★☆ Recommend!

CP:☆☆☆☆

価格:☆


ボトル紹介

オフィシャルスタンダード大刷新。度数が上がり、スモールバッチ生産に。

アサヒ正規輸入のブナハーブン12年。国内で流通しているオフィシャルボトルのスタンダードです。

長らく流通していたオフィシャルスタンダードの旧ボトルは40%でしたが、2010年に大刷新が行われ、度数46.3%、無濾過(ノンチルフィルタード)、無着色(ノンカラーリング)にパワーアップ。その後しばらくしてスモールバッチ生産にもなったようです。

変更は割と最近かと思っていたのですが、気がついたらもう9年も経ってるんですね…。


テイスティング

度数上昇によりシェリー感、飲み応えともにパワーアップ。シェリーモルトとしての主張が明確に。

旧ブナハーブン12と比較して、「シェリーモルトとしての主張」が更に明確になった印象です。

知らずに飲むとアベラワーやマッカランのオフィシャルスタンダードのような印象を受けるかも知れません。

近年のシーズニングシェリーカスクにあるスパイシーさとレーズン感が、香りから余韻にかけて香味の主体となっています。スパイシーさの横にほんのりと潮気を感じるのがブナハーブンらしいと言えばらしいのかも知れませんが、シェリー感のほうがより強いです。

味わい全体を旧ボトルと比較する場合、経年変化も加味しなくてはならないため単純な比較は難しいですが、旧ボトルは穏やかなシェリー香と少しの乳酸感が織りなすバランス感、シェリー香は穏やかながら、おそらく経年が加味されたであろう「海苔、みたらし」を思わせる香味を楽しむことができます。対して新ボトルにはスパイシーなシェリー香としっかりとした飲み応えがあります。おそらく原酒由来であろうと思われる穏やかな潮気はどちらのボトルにもあり、その意味で香味の基本は変わっていないと感じました。麦芽の熟成感はどちらのボトルも年数相当です。

基本は変わらないと思われるものの香味バランスの力点が異なるため、どちらが良いかは好き好きだと思います。僕は同評価としました。

本当は「両方ともオススメだから飲み比べてみようぜ!」とか言いたかったのですが、どうやら新ボトルの発売とともに旧ボトルのオークション市場での価格はかなり上昇してしまっているようです。それは違うからね?そういうボトルじゃない気がするよ?とは言いたいですね。

今回開けたばかりの新ボトルですが、しっかりとした主張と香味の方向性が感じられ、度数の高さから経年で旧ボトル以上のポテンシャルを発揮するだろうと割と確信を持って予想できるので、古いボトルを無理に追いかけなくても、新しいブナハーブンのオフィシャルスタンダードに素直に目を向ければいいんじゃないかなと思っています。

スタンダードのシェリーモルトという視点でも、他の蒸溜所のオフィシャルスタンダードのシェリーモルト(グレンドロナック、マッカラン、アベラワー、グレンファークラス、ベンリアック)とも十分に戦えると思いますので、素直にRecommendとしました。


テイスティングノート

香り:

比較的しっかりとした香り立ち。スパイシーなシェリー香が先行する。シナモン、ナツメグ、レーズン、かすかにココアバター。穏やかな潮気。麦芽の香りに熟成感はない。

味わい:

度数相当のややしっかりとした口当たり。樽由来の穏やかな収斂とスパイシーなシェリーの香味が広がり、やや生木の印象と若いが嫌味のない麦芽の香味が広がる。

余韻:

スパイシーで穏やかにドライ。

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