ティーリング シングル・ポットスティル 46% B1:10/2018

若さはあるが、三回蒸留の軽いボディと爽やかな柑橘香。ローランドモルトと似た印象。

photo by teelingwhiskey.com

TEELING SINGLE POT STILL IRISH WHISKEY 46%

Batch 1. 10/2018


評価:★★☆ Recommend!

CP:☆☆☆

価格:☆


ボトル紹介

初の蒸留所元詰めリリースは、アイリッシュ伝統のシングルポットスティル

今年に入って国内流通が始まったティーリング蒸留所の初リリースボトル。伝統の製法であるシングルポットスティルのアイリッシュウイスキーです。

2018年のバッチ1はアイルランド限定で6000本がリリース。国内には2019年10月からバッチ2(2019リリース)が入ってくるということだったのですが、ラベルを見る限りこのボトルはバッチ1ですね。少量紛れ込んだのでしょうか。ちなみにバッチ2も既に流通しています。

原料は大麦麦芽50%未発芽の大麦50%、熟成に使用された樽は新樽(ヴァージンオークカスク、バーボンカスク、ワインカスクだそうです。バッチ1は蒸留所の設立年でもある2015年の原酒を使っています。もちろん三回蒸留です。


テイスティング

やや若いが軽いボディに穀物の甘さと爽やかなフルーツ香。今後の熟成に期待できる要素は多い。

三回蒸留による独特の軽いボディに穏やかに穀物とエステルが香るアイリッシュウイスキーらしい構成です。やや若さはあるものの、アイリッシュシングルモルトに比べて穀物の甘さがしっかりとしているところは、原料に未発芽の穀物を使うシングルポットスティルの個性なのかも知れません。

また、熟成年数的にどうしても原酒の若さ、ニューポットに見られるような香味はあるものの、オイリーな要素がないところも面白く、シングルモルトとは異なる三回蒸留の個性ではないかと思います。

ローランドモルト、特にリトルミルが好きなシングルモルト愛好家にはオススメかなと思います。

このボトルは言ってしまえばまだ「work in progress」の段階でしょう。しかし熟成に期待できる要素は多く、今後何年かして8年もの、10年ものなどがスタンダードボトルとしてリリースされるのを楽しみに待ちたいと思います。


テイスティングノート

香り:

穏やかな香り立ち。少しニューポッティー、穏やかで金柑、水で溶いたライムジュースのような爽やかさのあるフルーツ香、穀物の甘さ、紙。

味わい:

優しい口当たり。少しニューポット、紙を喰んだような収斂、乾いたオーク、ボディは軽い。

余韻:

味わいからそのまま移行し、穀物と樽の甘さを少し残しながら、生姜のドライさと収斂。

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