ダルユーイン 1980 – 2015、33年 54.1% SMWS 41.63 “Teasing and pleasing”

麦芽の熟成感を純粋に楽しめる、最近では珍しくなったタイプのボトル

DAILUAINE 1980-2015, 33Y. 54.1%

SMWS 41.63

Teasing and pleasing


評価:★★★☆

CP:NR

価格:NR


ボトル紹介

日本語タイトル:からかうようで愉快

SMWSから2015年2月に発売された長熟ダルユーイン。リフィルバーボンホグスヘッドで33年熟成です。

少し前の話になりますが、某有名ブロガー的な人達と飲む機会がありまして、そこに某富山にある某三郎丸蒸◯所の稲垣◯彦氏も同席されていて、最近話題のハリ◯クレンズという缶ハイボールを先行で飲ませてもらったりしたのですが、そのときたまたま持っていったボトルが抜栓直後のこれで、某稲垣氏は「あ、これ、めっちゃ飲みやすいです。するするいけます。」とか言いながら、ほとんどこればかりをボトル1/3くらい飲んだことは、モルト愛好家にとってはもしかしたら面白い話かも知れないと思うので、ブログ記事の一部としてインターネット上に公開したいと思います(笑)


テイスティング

樽感は穏やか。麦芽の熟成感を純粋に楽しめる。

あ、これはですね、とても美味いボトルです。

熟成年数は長いですが、リフィルホグスヘッドという樽選定が上手くいっているというか、樽感が然程強くならず、麦芽の熟成感からくる香味の複雑さを純粋なかたちで楽しむことが出来る、最近ではちょっと珍しくなってしまったタイプの優良ボトルだと思います。

ウッディネスは熟成年数から考えても強くなく、むしろ非常に穏やかだと言っていいでしょう。対して麦芽の熟成感は素晴らしく、長期熟成でしか出せないと言える渾然一体とした複雑さと甘さがあります。これだけでこのボトルを飲む価値があるのではないかと思わせるほどです。華やかで奥行きがあると表現して済ませるのは勿体ないくらいです。

フルーツ香は麦芽香の奥から現れますが、桃を思わせる熟した果実香を積極的に感じることができ、「桃感はもしかして熟成感から来るのかな」とか思ったり出来ます。

口当たりが度数から想像されるよりも滑らかなのもポイント高いです。

Recommendを付けていないのは現時点での入手が難しいという一点に尽きますが、見つけたら是非飲んで欲しい一本です。

他にテイスティングしている人はいないか探したところ、大御所のテイスティングノートを見つけたのでリンクを掲載しときます。

ストイックなドリンカーの日々


テイスティングノート

香り:

ゆっくりと立ち上がり徐々に強くなる。熟成感のある複雑な麦芽香が主体。渾然一体としていて、香味はくるくると変わる。繰り返しになるが複雑な麦芽香、シナモンスティック、少し腐葉土、熟した桃、バタートースト、バニラアイスクリーム、少しのオレンジ。ウッディネスは程良く、あまり強く主張しない。

味わい:

口当たりは度数より優しい印象がある。ウッディネスは少し強くなる程度。口の中に暖かい粘性を感じる。麦芽の旨味が凝縮し、濃厚な印象。熟成感があり、複雑。それ故にボディは厚め。

余韻:

麦芽の複雑な熟成感が素直に伸びる。穏やかなスパイス感とドライさ。渾然一体とした印象が余韻まで残る。


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