アベラワー 1976 – 1996、20年 51% Cairngorm Whisky Centre

オレンジマーマレード、金柑、バナナ。

ABERLOUR 1976-1996, 20Y. 51% Cairngorm Whisky Centre


評価:★★★

CP:NR

価格:NR


ボトル紹介

昔の輸入業者による、昔のボトラーの、昔の国内輸入品

今は名前すら聞かないボトラー、Cairngorm Whisky Centreから、カスクストレングスでボトリングされた1976年蒸留のアベラワー。

家に50mlのミニボトルが転がっていて、たぶんその昔にオークションで入手したものです。せっかくなので飲んでみることにしました。量も少ないのでそのまま飲み切りです。

素性のよく分からないボトルで、whiskybase には辛うじてボトル情報が載っていたものの、ラベルに書いてある以上のことは分かりませんでした。ちなみに投票1件で88点が付けられています。

同ボトラーのラベルの文言には「Single Cask Malt Scotch Whisky」という表記のものと、このボトルのように「Cask Strength Malt Scotch Whisky」という2種類があるようで、シングルカスク表記ではないこのアベラワーは、もしかしたら複数樽のヴァッテッドかも知れません。

なお、輸入業者である有限会社ウィズについては何も分かりませんでした。


テイスティング

ドライさ最初だけ。金柑、バナナといった複雑なフルーツ香が秀逸

開けたてこそドライさが先行しますが、それも最初だけ。そこからは太くしっかりとした麦芽の甘さと共に、金柑や熟れたバナナを思わせるフルーツ香がしっかりと現れてきます。

おそらく樽種はバーボンカスクだと思うのですが、上手に経年変化している印象で、ヒネ香もほとんどありませんでした。

オールドボトルの小瓶は揮発が進んだものが多いのですが、この小瓶は液面も高く、久し振りに状態の良いオールドボトルを飲んだ気がします。


テイスティングノート

香り:

穏やかに始まり、徐々にしっかりと複雑になってくる。抜栓直後はドライでアルコールの揮発香が先行するが、しばらくすれば多彩なフルーツ香に取って代わられる。熟れたフィリピンバナナ、金柑、オレンジ、オレンジの皮。微かにカスタードクリームとバニラビーンズ。穏やかなウッディネス。奥から太く甘い麦芽香。ヒネ香もほぼ無く、状態はとても良いと言える。

味わい:

度数相当にしっかりとした口当たりで、ドライさが先行する。そこからは香りの印象が素直に伸ばされる。金柑、甘めのオレンジマーマレード、しっかりとした麦芽の甘み。麦芽の甘みには僅かにローストした印象が加わる。ボディはやや軽めで、余韻への移行も比較的早い。

余韻:

ドライで、唐辛子を思わせるスパイス感。樽感とフルーツ香が穏やかに混じり合い、パイナップルが現れる。


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