グレンモーレンジ 1975 – 2003 46% テイン・エルミタージュ

他にないタイプのグレンモーレンジだと思う。濃密な葡萄感とクールで硬質な熟成感と陶酔感、香りの透明感。

GLENMORANGIE 1975-2003 28Y. 46% Tain L’ Hermitage


評価:★ ★ ★ ★ ☆

CP:NR

価格:VE


香り:

甘く、しっかりとした香り立ち。すぐに濃密で甘い果実香が盛大に開く。濃い葡萄、ザラメ、レーズン、ブラックベリー。濃縮感のある葡萄やベリーの香り。奥から濃密な甘さと渾然一体となった麦芽の熟成感。ほんのりとしたオールド感はあるが、全体としては非常に甘い香り立ちで、リッチ。一貫して硬質でクールな印象。

味わい:

柔らかな口当たり。葡萄、カシス、ベリーの果実の甘酸っぱさが前面に出てくる。硬質でクールな印象は持続。濃密で甘いにも関わらず透明感があり、深い熟成感と陶酔感が感じられる。そのため、ボディは非常に厚い印象。

余韻:

余韻で麦芽の甘みを仄かに感じる。他の要素は味わいの果実感と熟成感を引き継ぐ。心地よい葡萄のタンニン。


何でもない日に抜栓。それは心踊る瞬間…!!

2018年2月9日は特別なことの何もない日なのですが、何を思ったか抜栓したのは『グレンモーレンジ全ボトル中で一番美味いやつを挙げろ』的な話題が出ると必ずエントリーされると言ってもいい、生ける伝説的なボトルであるところの「1975テイン・エルミタージュ」でした。

何故開けた…?俺…

ちなみにテイン・エルミタージュフィニッシュのグレンモーレンジは1978年蒸留のボトルも存在します。


当然初抜栓ですし、言わずもがなの初飲みです。

文句なく美味しいです。30年オロロソフィニッシュと同じく、飲めば飲むほど美味しさが染み入るボトルでした。

どっちが好きかは、完全に好みの問題だと思います。ちなみに私は僅差で30年オロロソフィニッシュが好きです。


色からも想像できるようにエルミタージュワイン由来の樽感はしっかりとしていて、濃厚な葡萄やベリーを思わせる甘酸っぱさが香味の主体となっています。そこに透明感のある麦芽の熟成感が重なることで、グレンモーレンジとしては他にはないタイプに仕上がっています。


正直に言うと、樽感に引っ張られると香味展開を感じるのは少し難しいボトルかも知れないと感じました。実のところ、私にも少し難しいです。

そういった部分も含めて様々な人に飲んでほしかったので、先日行われた秩父ウイスキー祭2018に少し持って行きました。

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