ミルトンダフ 1982 – 2013、30年 53.8% ダンカンテイラー ディメンション 東京Bar Show2013向け

バーボンバレル由来の主張は強いものの、複雑さも併せ持つ。今のところややバランスに欠ける。

MILTONDUFF 1982-2013 30Y. 53.8%

DUNCAN TAYLOR “DIMENSIONS” selected for Tokyo

Cask#6142

121bottles.


評価:★★☆

CP:☆☆☆

価格:★



ダンカンテイラー社の上級ラインであるディメンションズ(以前はピアレスと呼ばれていたラインの後継にあたる)から、1982年蒸留のミルトンダフ30年。2013年に開催されたトーキョーバーショー向けにボトリングされたものです。121本という本数を考えるとバーボンバレルで熟成されたのもだと思われます。

当時どのような評価だったのかは分かりませんが、現時点でも樽感は強烈です(2017年3月16日抜栓です)。度数とタンニンの収斂も合わさって口当たりはかなり辛めで、余韻もドライでスパイシー。ただし酒質自体はしっかりとしていて、強めの樽感に押されながらも香味には複雑さがあります。

本当に今日抜栓したばかりなので、今後の育ち方がどうなるか注意深く見守っていこうと思います。

開けた瞬間にボトルの口から漂ってきた香りは『うおお!こいつは美味いに違いない!』と思わせるくらいだったんですが。


テイスティングノート

香り:

遠目からだと熟したプラム、ザラメ糖、クリーミーな麦芽香から始まるが、グラスに近くなるにつれて徐々に樽香が強烈に主張してくる。強めのウッディネスで、キャラメル、溶剤。林檎やオレンジ、杏子のようなフルーツエステルも現れる。少しグラッシーな香りもある。

味わい:

辛い。度数と樽からのタンニンの収斂が合わさり強烈な口当たり。ここでも樽香は力強い。熟成感のある麦芽が現れるが、すぐにバニラ、キャラメル、ザラメ糖といった甘い樽感が口の中を支配する。

余韻:

ドライでスパイシー。

加水:

杏子のようなフルーティーさと熟成感のある麦芽香が華やかに開くが、口に含んでからの収斂とドライさは残る。

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