Cragganmore 1993-2004 10Y. 60.1% 15000 bottled

基本に忠実だが、それだけではない複雑さもある。→ その後自分の課題ボトルに。


評価:しみじみ美味しい( ★ ★ ☆ )Recomend!

CP:当時価格なりかと( ☆ ☆ )

価格:当時はもっと安い( ¥ )

香り:思いの外優しい香り立ち。溌剌とした麦芽香、林檎と洋梨、オレンジ。遅れてレモン。バニラ、ザラメ糖、ヘーゼルナッツ。奥からほんのりとレーズン。

味わい:しっかりとした口当たり。麦芽の甘味が広がる。心地よいウッディネス。キャラメリゼしたナッツ。ミディアムボディ。雑味なし。

余韻:ドライ。ザラメ糖とエステル香を残す。

 

オフシャルボトルのクラガンモア10年。2004年に15000本がカスクストレングスでボトリングされた限定品です。入手したのはごく最近ですが、当時価格より高値で購入しています。何はともあれ本日抜栓しました。

バーボンカスクとシェリーカスクのバッティングのような印象のある香味です。構成自体は「基本に忠実」という言葉がぴったりですが、それだけではない複雑さがこのボトルにはあり、この辺りはオフィシャルリミテッドリリースの面目躍如だと感じます。しっかりと作った基礎の上に、乗せるべき上物を無理なく乗せているといった感じで、派手さはないものの、しみじみ美味しい佳酒です。シングルモルトが基本的に備えている麦芽香、エステル香、樽香のバランスがうまく取れているところが素晴らしいと思います。ボトリング後10年以上が経過しているため相応の経年変化を経ていると思いますが、私が好きなタイプなのでRecomendとさせていただきました。

 

(後日談)

バニラ香とレーズン香をとったことからバーボンカスクとシェリーカスクのバッテッドかと思っていましたが、よく調べてみると完全にシェリーカスク熟成だったようです。また、発売当時はかなりサルファリーだったという話を伺いました(サルファリーは、シェリーカスクで熟成されたウイスキーに出てくる硫黄の香りのことで、雑味として扱われることが多い)。最近同じボトルをテイスティングした、現在ウイスキーのテイスティングでは国内で最も信頼のおける経験あるテイスター2名の話なので、結果として自分のテイスティングの特徴が浮き彫りになった形です。(私はサルファリーをあまり取らないことが多いです)

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