秩父に特徴的な香味と強めの樽感。
CP:NR
価格:NR
香り:穏やかな香り立ちから始まるが、徐々に力強く主張してくる。麦芽の甘さとザラメ、やや強めのウッディネス、少しハーブ。奥から微かにレーズン。
味わい:力強い口当たり。ドライで、やや荒々しい。自分が秩父の特徴として感じる独特の味わい(的確な言葉が思い浮かばないが、樽感と若い麦芽感からくる香味。今後変化していくと思っている)。力強いが複雑ではない。
余韻:ドライで、スパイシーさが長く続く。
株式会社エイコーンの20周年を記念して、ひっそりとボトリングされた秩父のシングルカスク6年。表ラベルの下の方には使用した麦芽がブレマー種であること、カスクナンバー2631でダブルマチュアードであることが記載されています。秩父のシングルカスクでダブルマチュアードは珍しい(もしかしたらこれが初)と思います。飲んだ感じだと、バーボンとシェリーホグスヘッドのダブルマチュアードなんでしょうか…どうなんでしょうか。(バーボンホグスヘッドで3年、クリームシェリーで3年だという話でした。意外。)
秩父は色々飲んでいるはずなのですが、個性の中核になっている香味をどのように表現するか、まだいまいちです。飲んでしまえば割とすぐに秩父だと分かることが多いのですが。
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