お手本のような90年代ラフロイグ。ヨードと灰、グレープフルーツ。
評価:割と美味しい。
香り:ヨードと灰、魚介のBBQを思わせるピート香。少し金属感もある。すぐ後からくる麦芽の甘さには十分な熟成感がある。グレープフルーツ、オレンジ。
味わい:粘性のある口当たり。ピートのヨードと金属が僅かに強くなり、グレープフルーツとオレンジに凝縮感と酸味が出てくる。
余韻:グレープフルーツの甘味と酸味、その皮の苦味。飲み終わりの口の中と喉にはミントの清涼感が残り、ドライ。
The Scotch Malt Whisky Society(SMWS)の日本支部設立20周年を記念して2013年にボトリングされたラフロイグ。日本支部20周年記念ボトルは春夏秋冬に合わせて4種類で、順にグレンファークラス、ラフロイグ、ロングモーン、ミルトンダフでした。
93年というヴィンテージは、もしかしたらアイラモルトにとって特別なヴィンテージになるかも知れません。ボウモアに限らず、ラフロイグにあっても素晴らしいボトルが輩出された年だと思います。これもそうしたボトルのうちの一つです。そういえばカリラも93で良いボトルありましたよね。
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