PXホグスヘッド熟成だが、ワイン様の甘さが先行するところが面白い。
Cask# 2628
Cask Type: PX Hogshead
香り:しっかりとした香り立ち。最初はワイン様の甘さ。若々しい麦感がそれに続く。アルコールの揮発香と少しフェインティな要素。しばらくしてからレーズン、林檎、プラム。
口当たり:力強い。樽香を引き継ぎ、スパイシーさが加わる。麦の甘味が強くなる。あまり使いたくないのだが、秩父の香味。
余韻:口当たりから引き継がれたスパイシーさは最後まで持続する。ウッディネスが少し強くなる。麦感、レーズン、ワイン様の甘さは細く尾を引きながら続いていく。
ややフェインティな要素(便利な言葉である)はあるものの気になるほどではなく、樽の甘さがしっかり乗っていて上手く仕上がっている印象です。
秩父は飲んでみると特徴的ながら、テイスティングであまり上手く表現出来ていないと感じており、今後の課題です。
こちらのウイスキーは池袋のBar Ndurraさんで頂きました。買い物帰りにふらりとBarに立ち寄るのって楽しいですよね。
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