12月に株式会社ラダーから発売される「OMCラフロイグ2002アブソリュートチョイス」のオンライン先行テイスティング会を開催します。
ドリシェア主催の先行テイスティング会としては今回で4回目になります。
日時:2020年11月28日 PM17:00-(予定)
会場:オンライン
サンプルキット:11/13、ラダーHPにて発売。
https://www.rudd.jp
ドリシェアについて
ドリシェアはウイスキーコレクター同士でサンプル交換を行うクローズドなコミュニティとして始まりましたが、そこから派生するかたちでリリース前のボトルの先行テイスティング会を開催し、私自身もそこでファシリテーターをつとめる活動を行っています。
先行テイスティング会は現在までに三回開催されましたが、毎回素晴らしい内容のウイスキーを取り扱わせていただく幸運に恵まれ、全てのボトルが発売と同時に完売となっています。
今後はさらに一歩前進するかたちで、コミュニティのオープン化と事業化を視野に入れて活動を続けていくつもりです。
今回の先行テイスティング会で提供できる「OMCラフロイグ2002アブソリュートチョイス」について。
今回の先行テイスティング会の目玉は、12月発売の OMCラフロイグ2002, 14Y. 57.1% RUDDER absolute choice です。
事前に試飲させていただきましたが、ボトル選定を担当した株式会社ラダーの北梶氏の慧眼が冴え渡る、エキゾチックなフルーティーさに溢れた1本でした。
第二回開催で提供された同じくアブソリュートチョイス・シリーズの「WCカリラ1984」は、高額なボトルだったにも関わらず発売開始から30秒を待たずに全量が完売しました。
今回のラフロイグはカリラよりは少し本数が多いとはいえ、おそらく同様に発売早々完売するだろうと思っています。
先行テイスティング会の意図、優先購入権について
シングルカスクに限らず、人気のボトルの多くは本数が限られています。
だからこそ本当に飲みたい人の手元に届けたい。
しかも、味わいに納得してもらってから買うかどうかを決めてもらえるようにしたい。
そういう意図があり、今回も北梶氏にお願いして、先行テイスティング会参加者にこのボトルの優先購入権を付けてもらえることになりました。
しかも今回は参加者全員が優先購入権を得られることになりました。
つまり、参加すれば絶対に入手できるということです。
しかも一度飲んでから、買うか買わないかを決められるということです。
もう味わいが分からないままPCやスマホから数分前にオンラインショップにログインして購入クリック戦争に参戦しなくてもよくなり、プログラムを組んで他者を出し抜こうとすらしなくてよくなったわけです。
さらに言うと、今回はウイスキーマニアだけにとどまらず、できるだけたくさんの方に参加してほしいと思っていて、僕も北梶さんもそれなりの本数のボトルを先行テイスティング会参加者用にご用意しました。
つまり今回、参加用テイスティングキットは十分な数をご用意しています。
ウイスキーの魅力を知ったばかりの若い方や、今まさにアクティブな飲み手、何も知らない初心者であっても参加大歓迎です。
参加に必要なサンプルキットは、11/13から株式会社ラダーのオンラインショップで販売されます。
当日の詳細、サンプルキット内容
今回の会場は都内屈指のシードル&ウイスキーバー「Bar Eclipse & First」さんにご協力いただけることになりました。
私がファシリテーターをつとめながら、インポーターの北梶氏(株式会社ラダー)、バーテンダーの藤井氏(Bar Eclipse & First)の三者で、ラフロイグというシングルモルトの魅力に多方面から迫りながら、新発売のボトルを皆さんと一緒に先行試飲したいと思っています。
さらに、撮影は前回に引き続きWhisky Feelsの中村さんに強力にサポートをしてもらえることになりました。本当に感謝です。
そして気になるキットの内容ですが、四種類のラフロイグを用意しています。
今回の目玉となるアブソリュートチョイスに加えて、国内未発売品が二種類、終売品が一種類という構成です。しかもアブソリュートチョイス以外は全てオフィシャルボトル。かなり気合いが入ってます。
- ラフロイグ10年カスクストレングス 60.1% batch12(国内未発売)
ラフロイグカーディス2017クォーターカスク57.2%(国内未発売)- ラフロイグ カーディス 2018 フィノカスクフィニッシュ(国内未発売。訂正があります。)
- ラフロイグ18年 48% (終売)
- OMCラフロイグ2002-2017, 14Y. 57.1% RUDDER absolute choice(2020年12月発売)
例えば「伝統と革新」、
例えば「オフィシャルとボトラーズ」、
例えば「シェリーカスクとバーボンカスク」、
例えば「熟成と樽」、
テイスティング会当日は様々な視点からラフロイグを掘り下げていきたいと思っています。飲み比べることで全てのボトルを通して様々な切り口が見えてくるはずです。ご期待ください。