グレンファークラス 1999 – 2019、55.2% 池袋ジェイズバー×信濃屋銀座店25周年

これは意味のあるリリースです。ウイスキーの原料は麦!!!

GLENFARCLAS 1999-2019, 19Y. 55.2%

J’s Bar Ikebukuro & Shinanoya Ginza 25 yaers Anniversary


評価:★★★☆ Recommend!

CP:☆☆☆

価格:★★☆


ボトル紹介

池袋ジェイズバーと信濃屋銀座店が共に25周年を祝いあった記念ボトル

共に1994年に開店し、今年で25周年を迎えた池袋ジェイズバーと信濃屋銀座店が共同でボトリングした1999年蒸留のグレンファークラス。

芦ヶ久保で開かれた「秩父ウイスキー学校」で先行御披露目があった後、池袋のジェイズバーでも今週から御披露目となりました。


テイスティング

飲み手の目を開かせるボトル。シェリー香の間から、太い麦芽の旨みもしっかりと感じられる。

このボトルは美味しいだけでなく、ちょっとハッとさせられる感じのある面白いグレンファークラスです。飲み手の目を開かせる、意味のある味わいのボトルだと思います。

ここ最近で国内でリリースされたグレンファークラスのプライベートボトルはシェリーカスク由来の香味に重きを置いたものが多かったと思うのですが、このボトルはシェリーカスクの香味を保ちつつも「原料である麦芽の旨みを楽しむ」というシングルモルト本来の魅力にフォーカスしている印象です。

シェリー香に嫌味な要素がないのはもちろんのこと、グレンファークラスというシングルモルトが本来持つ麦芽の太さも同時に体験出来るところが素晴らしく、「ウイスキーは麦の酒」ということをあらためて感じさせてくれる仕上がりと香味バランスです。

先行するのは穏やかにスパイシーなシェリーカスク由来の甘さで、口に含むと焦がした樽の内側を思わせる炭っぽさと共に、未熟な印象の全くない太い麦芽の香味が存在感を増してきます。シェリーカスクはおそらくリフィルシェリーバットなのではないかと考えています。

シェリーカスクのレーズン感やスパイシーさと太い麦芽の旨み。両者が互いに引き立てあう絶妙な香味バランスは、両店舗の25周年という節目に相応しいだけでなく、飲み手の選択肢の幅を広げ、新たに目を開かせる、非常に意味のあるリリースだと思います。

一人の飲み手として、こういうボトルこそちょっと贔屓目に推していきたいと思えると同時に、素直にRecommendを付けたくなります。

ジェイズバーさん、信濃屋銀座店さん、共に25周年、本当におめでとうございます。


テイスティングノート

香り:

しっかりとした香り立ち。シェリーカスクの甘さが先行し、レーズン、穏やかなスパイシーさ、ほんのりとアマレットリキュール、少しナッティ。奥のほうからゆっくりと麦芽の甘さが立ち上がってくる。

味わい:

口当たりは度数相当にしっかりとしている。レーズンの甘さに少し生っぽさが出てきて、樽由来の収斂とチリペッパーを思わせるスパイシーさも若干強くなる。そこから焦がした樽の内側を思わせるような炭感、太い麦芽香。ボディは厚い。

余韻:

レーズン感が落ち着き、太い麦芽の甘さが前に出てきて最後まで持続する。穏やかなドライさも長く伸びる。

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