ストラスアイラ 12年 40% OB

終売のニュースには驚いた。優しい香り立ち、はっきりとした林檎、少しくぐもったボディ。

STRATHISLA 12Y. 40% OB


評価:★★☆ Recommend!

CP:☆☆☆☆☆

価格:☆


香り:

穏やかで落ち着いているが、はっきりと甘く、エステリーな香り立ち。林檎、フルーツの缶詰、花の蜜。麦芽香は目立たない。穏やかなウッディネス。

味わい:

度数相当に優しく滑らかな口当たり。加水で均されているものの僅かにザラつきがあり、うっすらとオイリーな口当たり。香りにあった甘さは裏に回り、麦芽の甘さと僅かな若さが前に現れてくる。

余韻:

穏やかなドライさ、樽由来の僅かな収斂。


まさかの終売のニュース

2月某日、オフィシャルボトルのストラスアイラ12年が終売になりました。市場在庫がなくなれば終了だそうです。

スペイサイド地域のキース地方に1786年に創業したストラスアイラは、現存するシングルモルトの蒸溜所としては最古と言われる蒸溜所です。現在はペルノリカールが所有していて、ブレンデッドウイスキー「シーバス・リーガル」の原酒としてもよく知られています。

オフィシャルボトルと同じかそれ以上に有名なのはゴードン&マクファイル社(G&M)からリリースされている通称「蒸溜所ラベル」のストラスアイラでしょう。現在は非常に高価なものになってしまいましたが、2000年代初頭あたりまでは1950年代〜70年代蒸留の長期熟成ストラスアイラが非常にリーズナブルな価格で手に入った時期があったようです。


目立たないが万人受けする優しく甘い香りが身上

柔らかい香味の中にある林檎を思わせる甘いフルーツエステル香が秀逸で、華やかというには線の細い印象はあるものの万人受けする落ち着いたタイプの香味が身上です。

ボディは厚くないものの香り立ちが良いため、シングルモルトを飲み始めたばかりの方への導入としてグレンリベット (こちらも同じくペルノリカール)よりも飲みやすいかも知れません。


現在は終売情報が流れてしまったことに加えて折からのウイスキーブームにより、既に市場での流通価格は1000-2000円増しくらいになり始めています。つまり徐々に5000円以下では買えなくなってきています。

まだ何とも言えませんし、昔から飲み慣れた方々にとっては大して魅力的なボトルではないのかも知れませんが、もし気になっていたのなら今は一つの、もしくは最後の買い時なのかも知れません。

私はこのボトルの線の細さが気に入っていたので、1本だけ入手することにしました。何年か経った後、気が向いた時にでも抜栓したいと思います。

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