リンク:
ヘブンズドアー公式サイト:https://www.heavensdoor.com/whiskey/
The Spirit Business 30 April.(https://www.thespiritsbusiness.com/2018/04/bob-dylan-to-launch-american-whiskey/)
シンガーソングライターのボブ・ディランが、エンジェルズ・エンヴィと共同でアメリカン・ウイスキーの販売に着手。
ディヴィッド・ベッカムがグレーンウイスキーを手掛け、ブルーノ・マーズがラムを手掛け、中田英寿が日本酒を手掛けるなど、ここ最近著名人によるお酒のプロデュースが増えていますが、ここにきてボブ・ディランがアメリカン・ウイスキーを手掛けたようです。
というか、既に手掛け終え、今月中にも米国内で発売が決定しており、公式サイトでは予約も始まっています。国内販売があるかは分かりませんが、日本へも発送してもらえるみたいですよ。
ヘブンズドアー3部作
ボブ・ディランが米ケンタッキー州ルイヴィルのバーボンメーカーであるエンジェルズ・エンヴィと共同で手掛けるアメリカンウイスキーは「ヘブンズドアー(Heaven’s door)」と名付けられています。
「テネシー・ストレート・バーボン」、「ダブル・バレル・ウイスキー」、「ストレート・ライ・ウイスキー」の3種類がリリースされ、3つとも既にサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SWSC)2018でゴールドメダル以上を獲得(ダブル・バレル・ウイスキーは最高賞のダブルゴールド受賞)、またアルティメット・スピリッツ・チャレンジ(USC)2018でも全て90点以上を獲得し、ストレート・バーボンはファイナリスト選出とグレートバリューを獲得、ストレート・ライもファイナリスト選出に輝いています。
今年のSWSCの全結果はSWSC公式サイトではまだ発表されておらず、かなりフライング気味に告知していることになります。もう「売る気満々」な感じがバシバシと伝わってくる内容となっています。
では、各ラインナップをざっくりと見ていきたいと思います。
ボトルのデザインはボブ・ディランによるアート作品から採用されたもので、米国全土の農場やスクラップヤードから収集され見つかった物で構成されているそうです。
ストレート・テネシー・バーボン(Straight Tenessee Bourbon)
独自のマッシュビルに基づいて作られていて、アメリカン・オークで6年半とバーボン・ウイスキーにしては熟成の長いタイプです。マッシュビル(バーボンウイスキーのレシピのことで、使用する穀物の内容と比率を示したもの)の30%でsmall grains(小麦や大麦など)を使用しているのも特徴の一つだそうです。お値段$59.99。
ダブル・バレル・ウイスキー(Double Barrel Whiskey)
3種類のウィスキーをブレンド。度数は100プルーフ(米国プルーフなので50%)です。アメリカンオークバレルでの追加熟成も行なっているそうです。お値段$59.99。
ストレート・ライ・ウイスキー(Straight Rye Whiskey)
国際的に成長著しいライ・ウイスキー分野を睨んで作られたヘブンズドアーのストレート・ライ・ウィスキー。フランスの東部のなだらかな山脈部であるヴォージュ地方で風乾されたトーステッドオーク樽でフィニッシュさせていることが特徴です。お値段$89.99。
世界的なウイスキーブーム、まだまだ持続中な模様。
ウイスキーブームが来つつあると言われてからだいたい4年くらい経っている感のある2018年ですが、こうして考えるとウイスキーブームはまだまだ続くという見通しで世界中が動いているんだろうと感じます。
消費者サイドとしてはバリエーションが増えていくのは歓迎ですし、美味しければ尚更です。普段はあまりバーボンは飲まないのですが、機会があれば試してみたいです。
コメント