マッカラン エレガンシア 12年 40%

飲み疲れしない味わいはデイリーユースに最適。当時価格であればだけど。

MACALLAN ELEGANCIA 12Y. 40%

評価:★ ★ ☆ Recommend!

CP:NR(当時価格なら☆ ☆ ☆ ☆ ☆)

価格:NR(当時価格では ★ )


香り:

甘く、穏やかな香り立ち。ザラメ、焦がし砂糖、黒糖といったシェリーカスク由来の香味もあるが、華やかなフルーツエステル香が先行する。杏子、林檎、洋梨、和梨のような香りも。

味わい:

度数よりもしっかりとした口当たり。ボディは軽め。樽由来の収斂は穏やかで、焦がし砂糖の甘苦さともに麦芽の甘さが広がる。

余韻:

カカオのほろ苦さ。後からじんわりとスパイシー。


2000年代初頭にリリースされていたマッカランの免税向け商品、マッカラン・エレガンシア12年。これは蒸留年(ヴィンテージ)表記のない最後発ボトルです。当時の日本国内では並行輸入品がそれなりの本数出回っていたようです。

エレガンシアはちょうどマッカランのボトルデザインが丸瓶から現在のものに切り替わる移行期を跨ぐようにして発売され、丸瓶時代のものにはヴィンテージ付き(1990、1991、1992)のエレガンシア12年が存在し、現在のデザインのボトルには1992ヴィンテージのものとヴィンテージ表記なしのボトルが存在します。


裏ラベルにはリッチでダークなオロロソシェリーカスクと繊細でクリスピーなフィノシェリーカスクのヴァッテッドである旨が記載されています。


香りはシェリー一辺倒ではなく、思いの外フルーツエステル香が多彩です。同時代の10年や12年と比較してもサルファリーな要素が少なく(私は拾いませんでした)、かなり華やかな印象があります。

口当たりは滑らかで優しく、それと合わせるようにボディは軽めです。しかし余韻にはオロロソシェリーを思わせるしっかりとしたほろ苦さとスパイシーさもあったりと、弱いながらもヴァッテッドに意味を見つけられる香味構成で、引っかかりなくすいすい飲める仕上がりになっていると思います。


ボトルデザインの切り替わりという時期の問題もあったのか、マッカランとしてこの軽さはあまり受けなかったようで、リッター瓶でありながら当時は非常に安く売られていたようです。僕は結構好きなんですけどね。

飲み疲れをしない味わいはデイリーユースにも最適で、今も同じ金額で買えるのであれば常備したいところなんですが。

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