2026-09-27
今日の要点
- Highsideは新樽4.5年熟成後に別の新樽へ移す、初のDouble New Oaked Single Maltを発売した。
- ニッカは竹鶴ピュアモルト エッセンシャルズ2026を米国で展開し、2000年蒸留原酒も使用する。
- TeelingはSanta Teresaラム樽仕上げ、Widow Janeは20年バーボンのMizunara長期仕上げを発表した。
- 国内ではJAPAN SPIRITS FESTIVAL2日目、HIGHBALL SALON、ウイスキー検定1級が本日開催。
- Whisky Live Parisは一般公開2日目。250超のブランドと新作・限定品を集めて開催中。
本日の一面
1
Highside Distilling、初の「Double New Oaked Single Malt」を発売 新樽4.5年後に別の新樽で8カ月
4.5年の新樽熟成後に別の新樽へ。American Single Maltの樽設計を二段階化した。
米ワシントン州Highside Distillingは9月26日、同社初のDouble New Oaked Single Maltを発売した。新樽で4.5年間熟成した後、別の新樽へ移してさらに8カ月仕上げる設計。発売イベントでは一般来場者にも試飲を提供し、ボトル販売はSingle Malt Society会員向けとした。
重要な理由: 4.5年の新樽熟成後に別の新樽へ移し、American Single Maltで二段階の新樽設計を試した。
次の観測点: 会員向けボトルの追加仕様、次回ロット、二つ目の新樽が官能評価へ与えた説明が公表されるかを確認する。
発売
注目ニュース
2
ニッカ「竹鶴ピュアモルト エッセンシャルズ2026」、米国で展開 2000年蒸留の余市・宮城峡原酒も使用
竹鶴誕生年2000年の余市・宮城峡原酒を、米国向け年次限定シリーズの初弾に使う。
ニッカウヰスキーは米国で「Taketsuru Pure Malt Essentials 2026」を展開する。43%・700ml・希望小売価格249.99ドル、米国配荷1,200本。余市の石炭直火蒸溜をテーマに、竹鶴ピュアモルト誕生年の2000年に余市と宮城峡で蒸溜した希少原酒も使用する。シリーズは2030年まで年次展開予定。
重要な理由: 2000年蒸留の余市・宮城峡原酒を使い、日本の長期熟成資産を米国向け限定シリーズへ配分した。
次の観測点: 米国での実売・配荷、今後の対象市場、2027年以降のEssentials各年テーマと原酒構成を追う。
発売
3
Teeling、Santa Teresa 1796ラム樽仕上げのSmall Batchを発売 ベネズエラ地震支援とも連携
通常のラム樽をSanta TeresaのSolera樽へ置換。定番Small Batchの樽調達を共同企画化した。
Teeling WhiskeyはSanta Teresa 1796と組み、Small Batchの通常のカリビアンラム樽に代えてベネズエラ産Santa TeresaのSolera rum caskで仕上げた限定品を発売した。46%、ノンチルフィルター。欧州の一部市場で先行し、米国は2027年初頭予定。最初の記念セット100組の純収益はベネズエラ地震被災地域支援へ寄付する。
重要な理由: 定番Small Batchのラム樽を特定生産者のSolera樽へ置換し、樽由来の物語を共同商品へ変えた。
次の観測点: 欧州での配荷、2027年初頭の米国発売、支援セット100組の販売と寄付実施を確認する。
発売
4
Archie Rose、米国進出を年末へ Chris Hemsworthと共同開発した豪州ウイスキー3種を10月発表予定
Archie Roseは米国進出を年末へ具体化。Hemsworth共同開発の3種も10月に明らかになる。
豪Archie Rose Distilling Coは、Chris Hemsworth氏の共同オーナー就任を背景に、2026年末に米国へ進出し、2027年にEU・英国へ拡大する計画を明らかにした。Hemsworth氏と共同開発した「豪州らしい」ウイスキー3種も10月に発表予定。原料は豪州産モルトを重視する。
重要な理由: 共同オーナー就任を話題作りで終わらせず、米国・欧州進出と新商品3種の実行計画へ具体化した。
次の観測点: 10月の3商品仕様、2026年末の米国配荷、2027年のEU・英国展開の販売先と数量を確認する。
発表
5
Widow Jane「Black Opal 2026」、20年以上熟成バーボンをMizunaraで13カ月仕上げ
最低20年のバーボンをMizunaraで13カ月。2024年初回版より仕上げ期間を大幅に延ばした。
Widow Jane Distilleryは「Black Opal 2026」を発表した。ケンタッキーとテネシーで蒸溜された最低20年熟成のバーボンをブレンドし、old-growth Mizunara樽でさらに13カ月仕上げる。49.5%、750ml、3,300本、希望小売価格500ドルで、10月から米国の一部市場へ。
重要な理由: 20年以上の熟成在庫に13カ月のMizunara仕上げを重ね、長熟と樽希少性を二重に価値化した。
次の観測点: 10月の配荷、3,300本の市場消化、2024年版との評価差と次回Black Opalの樽設計を追う。
発表
6
Whisky Live Paris、一般公開2日目 250超のブランドと新作・限定品がLa Villetteに集結
一般公開2日目。250超のブランド、新作、限定品が集まり、翌日は業界関係者向けプロデーへ移る。
Whisky Live Paris 2026は9月27日、一般公開2日目を迎える。会場はLa Grande Halle de la Villetteの16,000平方メートルで、250超のブランドを試飲できる。一般入場は13:30〜19:00、VIPは12:30から。9月28日は業界関係者向けのプロデーとなる。
重要な理由: 250超のブランドが新作を持ち込む大型イベントで、地域横断の発売・流通動向を同時に観測できる。
次の観測点: 本日の新作発表、来場動向、9月28日のプロデーで示される業界向け商談・流通テーマを確認する。
7
Douglas Laing、ScallywagとBig Peatの2026 Winter Edition Cognac樽と赤ワイン樽を採用
ScallywagはCognac、Big Peatは赤ワイン。二つの地域モルトで冬向け樽仕上げを分けた。
Douglas Laingは2026年の季節限定品としてScallywag Winter EditionとBig Peat Winter Editionを発売した。ScallywagはCognac樽仕上げ・54.2%、Big Peatは10年熟成でフランス産赤ワイン樽16カ月仕上げ・48%。いずれも着色なし・ノンチルフィルターで、一部小売とオンラインで販売中。
重要な理由: 二つの地域ブレンデッドモルトで異なるフランス系樽を使い、季節限定の差別化を樽設計で行った。
次の観測点: 各市場の配荷、実売価格、2025年版からの樽変更に対する評価と次季の継続性を追う。
発売
8
JAPAN SPIRITS FESTIVAL 2026、本日2日目 小牧New Bornや米ウイスキー特設ブースも出展
2日目は小牧New Bornなど日替わり出展。業界向け試飲の後、14時から一般公開する。
東京・大手町のJAPAN SPIRITS FESTIVAL 2026は9月27日に2日目を開催する。12:00〜14:00は酒販・飲食・輸出関係者向け、一般は14:00〜19:00。9月27日出展には小牧蒸留所のKomaki Whisky New Born Peated Maltなどがあり、World SPIRITS Awards受賞酒やライスウイスキーの特設ブースも設ける。
重要な理由: 日替わり出展により初日と異なる原酒・蒸留酒を比較でき、国内蒸留産業の裾野を現場で観測できる。
次の観測点: 本日の来場・商談動向、出展者の反応、次回開催でウイスキー比率や業界向け枠がどう変わるかを確認する。
9
HIGHBALL SALON Vol.1、本日新宿で開催 30種を同じハイボールで比較して好みを可視化
30種をすべてハイボールで比較。提供銘柄の一部も公開され、本日16時から実施する。
BAR 新宿 ウイスキーサロンは9月27日16:00〜18:00、30種類のウイスキーをすべてハイボールで比較する「HIGHBALL SALON Vol.1」を開催する。9月25日の追加発表では、メリーパークファーム、グレンモーレンジィ オリジナル12年、ブッシュミルズ10年を含む提供銘柄の一部を公開した。定員30名、参加費5,000円。
重要な理由: 銘柄知識ではなく同条件比較を前面に出し、バーがウイスキー入門を『比較体験』として設計した。
次の観測点: 参加者の反応、継続開催、次回テーマ、比較体験が銘柄購入やバー再訪へつながるかを確認する。
10
第23回ウイスキー検定、1級会場試験を本日実施 東京・大阪で14時開始
第23回の1級会場試験を本日14時から東京・大阪で実施。最上位級の試験日を迎える。
ウイスキー検定実行委員会は9月27日、第23回ウイスキー検定の1級会場試験を東京・大阪で実施する。開場13:30、説明13:50、試験14:00〜15:00。1級は2級またはウイスキーコニサー資格保有者が対象で、100問中80問以上が合格基準となる。
重要な理由: 1級は2級等の既資格者を対象とし、愛好家向け知識体系が段階的な資格制度として運用されている。
次の観測点: 試験結果、受験者数や合格率の公表、次回試験の級構成・申込日程を確認する。
国内短信
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「ウイスキー岡山 トリプルカスク」9月抽選、本日応募締切 3種樽を使う定期販売
岡山蒸溜所の「シングルモルト ウイスキー岡山 トリプルカスク」は9月27日、9月分の定期抽選応募最終日を迎える。700ml・43%。ブランデー、シェリー、ミズナラの3種樽を使うフラッグシップで、今回の応募期間は9月14日〜27日。
抽選
海外短信
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Hard Truth「Dark Roast Rye」、Harvest Festivalで実発売 Chocolate MaltとCaramel Maltを統合
Hard Truth Distilling Co.は9月26日のHarvest Festivalで「Master Distiller's Reserve: Dark Roast Rye」を実発売した。既存のChocolate Malt RyeとCaramel Malt Ryeの二つのマッシュビルを組み合わせ、焙煎麦芽由来の風味設計を一つの商品へ統合する。
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