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このブログについて

ブログをご覧いただきありがとうございます。このブログでは主に、私が実際に飲んだウイスキーについてまとめています。

各記事では、飲んだボトルの情報のほかにテイスティングノートやボトルの評価についても記載しています。

記事を読んでくれた方がウイスキーに興味を持ち、ウイスキーにまつわる様々な文化や楽しみ方を知るきっかけになればうれしいです。


テイスティングしたウイスキーには評価が付いています。

飲んだウイスキーには、非常に個人的な基準に基づいて味わいの評価(★~★★★★★)を付けています。
評価は☆0.5から★5.0までの10段階評価で、★は1.0、☆は0.5を意味しています。★の数が多いほど高評価です。

多くのウイスキーをテイスティングしてきた結果、評価の分布は必然的に正規分布に従うものになっています。そのため★2.5と★3.0の評価が付いているボトルがどうしても多くなっていますが、★2.5以上であれば飲んで十分に楽しめる味わいだと考えていただいて差し支えありません。逆に★2.0以下については、私自身が味わいについて何らかの妥協をしていたり(つまり『まあこんなものだろう』と思っていたり)、何らかの見過ごせない欠点を見出したものだと思っていただいて結構です。ただ、弁明させていただくと、『まあこんなものだろう』というのは、別に悪い意味ではありません。普通に楽しめるということです。

また、味わいの評価とは別に、新規性や何かしらの見どころを感じたもの、あるいは琴線に触れたものには、評価のうしろに”Recommend”を付けています。

Recommendが付いているときは、紙面が許せば付けた理由も書くようにしています。基準が明確な指標ではないですが、基本的にポジティブな理由でつけていると考えてください。

Recommendは味わいの評価とは別につけるようにしているため、たとえば★★★と★★★Recommendとで味わいの評価自体に違いはありません。

まとめると、以下のような感じになります。

  • ★1.5以下を付けることはあまりないが、付けていたのであればそれなりの理由がある。
  • ★2.0以上あれば、普通に楽しめる。
  • ★2.5以上は、十分に楽しめる。
  • ★3.0以上は、かなり多くのボトルを飲んだことのある人でも美味しいと感じるだろうと判断している。★3.5はその中でも特にバランスに優れていたり、特筆すべき要素が一つ以上ある。
  • ★4.0以上は相当美味しい。
  • ★5.0は、例外的な美味しさだと感じたもの。
  • Recommendは、味わいの評価とは別の見どころを表している。

私自身は、香味要素が多彩で、原料である麦芽由来の香味・熟成に使われている樽の来歴に由来する香味・熟成によって生じた複雑な果実香が混然一体となったウイスキーが好みなので、そうした味わいを持つウイスキーを高く評価します。そのため、熟成期間の短いボトルよりも熟成期間の長いボトルのほうが、評価が高くなりやすい傾向にあります。

※ 以前はボトルの価格であったり、価格と味わいを比較した指標としてコストパフォーマンス(CP)も付けていましたが、レビューの数が増えるにしたがい、あまり意味をなさない指標になってしまいました。そのため新しいレビューからは価格とCPを記載していません。


テイスティングノートは香り、味わい、余韻にわけて書いています。

テイスティングノートは原則として「香り」「味わい」「余韻」の3つのブロックに分けて記載しています。

香り

グラスに注がれた状態から、鼻を近づけて感じられるウイスキーの香りを、感じた順に言葉で表現します。

味わい

口に含んだ瞬間の口当たりから、含んでから感じられる様々な香味の変化を、感じた順に言葉で表現します。

余韻

飲み込んだ後の鼻抜けや、その後に口の中に残る様々な香味を、感じた順に言葉で表現します。

テイスティングに使う言葉はできるだけ簡単で分かりやすく、かつ具体的な表現を使うように心がけつつ、時間経過での変化も上手く伝えられるようにしたいと思っています。


記事を書くうえで大切にしている考え方

万人にとっての最高は存在しないし、万人にとっての最低も存在しない。

冒頭で強調した通り、私の基本的なスタンスは「美味しいウイスキーは存在するものの不味いウイスキーは存在せず、そこには好みかどうかがあるだけだ」というものです。これはウイスキーに限らず、嗜好品であり得るもの全てに当てはまる言葉だと思っています。

味わいの評価というようなものはどうしても主観的なものにならざるを得ず、テイスティングという行為も突き詰めれば「あるとき、ある場所で、あるグラスに入っていた、一定量のウイスキーの味わいを、そのときの自分がどう感じたか」を示すものに過ぎません。

そのため、同じボトルを飲んだ異なる飲み手同士は勿論、同じ飲み手が同じボトルを時期を変えて飲んだ場合でも、完璧な再現性を求めること自体ナンセンスだと考えています。別の言い方をすれば、味わいを規定する変数は非常に多く、変数にかかる係数の重みも人によって違うし、そもそも結果を出力する関数自体が違うことを、私は前提にしているということです。

故に、「同じ虹を見て違った印象を持ってもいい」というのが、ウイスキーのテイスティングにおける私の基本的な考え方です。

ただし、虹を見ておきながら月を見ていると勘違いすることは避ける必要があるとも思っています。また、せっかく虹を見るなら色々な虹を見たほうが、虹についてより沢山のことを知ることが出来るだろうとも思っています。

以上から、一口飲んで全てを語るみたいな不可能事をやってのけようなどというつもりは毛頭ないものの、テイスティングという一回性の行為を積み重ねる中で、そのウイスキーの味わいが持つアウトラインやハートのようなものを、言葉を用いて再現していきたいと考えています。

ただし、最初に書いたように人の好みは千差万別ですし、私の口に合わなかったということが、私以外の誰かの口にも合わないことを示すわけではありません。口に合わないお酒に出会ったとき、私はそのお酒が美味しくないとは考えません。私がそのお酒に選ばれなかっただけ、そう考えるようにしています。テイスティングにおける主役はあくまでもお酒です。それに、多くの人が同じ虹を見て違う心象を抱くからこそ広がる世界と、そこにしかない面白さが、私は好きです。このブログを読んでくれる皆さんもそうであればいいなと、実のところ少しだけ期待しています。

独立性を保ちつつ、意図的に人や物の尊厳や価値を傷つけるようなことはしない。

気が付けばウイスキーは私にとってかなり息の長い趣味となり、バーや自宅でウイスキーを飲んでテイスティングノートを残すことは本業とは別にライフワークの一つになりました。活動を続ける中で、ウイスキー愛にあふれた全国のバーテンダーや飲み手、著名なバイヤー様、蒸留所の関係者の皆様など、洋酒酒販業界に携わる多くの方々と知り合い、私の活動の幅もブログだけにとどまらず、テイスティングイベントの開催、トークセッションの司会、Podcastの配信といったかたちで広がっています。ありがたいことに、定期的に新製品のサンプルをいただいたり、味わいの紹介を頼まれるようになりました。

しかしテイスティングノートを書く際には、自分の考えがこうした他者との関係性にできるだけ左右されないように努めています。自分の意見に誠実で、独立した立場を保つことを強く意識しています。そうした理由から、私が記事で取り上げるウイスキーの大部分は、自費で購入(または交換)したり、バーで飲んだりしたものです。また、このブログは有料コンテンツや広告を一切手がけていません。もし飲んだウイスキーが口に合わないときは、サンプルの出所に関係なく正直にそう書きます。でなければ、そのウイスキーについての記事を書かないようにしています。できるかぎり正確な裏付けを心がけ、必要な場合は積極的に修正します。この方針は、文章を書いて何かを発信するときに時として生じる、意図せずに誰かを傷つけてしまうことをできるかぎり避けるためのものです。ただしそれでも私の記事を読んで傷ついたと感じてしまう人は出てくるかもしれません。私にその意図はありませんが、受け取り方は強要できないので、そのようなことがあった場合は反省し、自分に問題がなかったかを省みて、次に活かせるなら活かそうと思います。


経歴・活動

20代半ばに青春の醍醐味に見舞われてとりあえずお酒に走ってみたが、カクテルづくりの参考のために買ったシューマンズ・バーブックを読んで様々なカクテルやカクテルベースとしてのお酒があることを知った結果、カクテルづくりが楽しくなってしまい、自宅でカクテルを作り始める。しかし素人では作るたびにどうしても味がぶれるので、ちゃんとしたカクテルを飲むためにバーに行ってみたところ、目の前に提供される一杯のカクテルの後ろにはプロフェッショナルによる入念な仕込みと研鑽され蓄積され磨き抜かれた技術があることを知り、これはもう自宅で作っている場合ではない、という結論にたどり着き、定期的に様々なバーに足を運ぶようになる。

これと並行して、同書の商品学のウイスキーの一項として書かれていたタリスカーの『アイレー・モルトのリッチさと、ハイランド・モルトのデリケートさを兼ね備えた味わい』という紹介に興味を持ち、とりあえず買ってみようと思い立つ。そうして初めて買ったボトルはなぜかタリスカー18年、ラフロイグ15年、マッカラン10年カスクストレングスの3本だったが、最初はなかなか飲み慣れず、3本を飲み切るまでに2年くらいかかった。

その間も定期的にバーに足を運んでいたが、新宿にあるBar Carusoで93ボウモアを飲んでウイスキーの多様性に目覚めさせられる。ウイスキーを少しずつ買い始めるようになる。しばらくして入手してみた山崎18年の、これまでになかった味わいの複雑さと繊細さに強く感銘を受ける。このころには毎週のようにウイスキーが家に届いており、「最近ウイスキーが趣味でさあ」と家人に話したところ、何もかも悟ったような顔で「知ってる」と言われる始末であった。

バーやSNSのウイスキーコミュニティで知り合った方々に誘われて持ち寄り会や蒸留所見学、ウイスキーフェス、有楽町のキャンベルタウンロッホや池袋のジェイズバーなどの有名モルトバーにも行くようになり、なんだか色々と世界が広がる。そうこうしているうちに、あるとき「ブログ書かないの?」と言われ、いろいろ考えてみて、せっかくだから書いてみるか!ということになる。

2016年5月27日、このブログの前身となるブログ(旧ドリンカーズラウンジ)を開設。

時期は前後するかもしれないが、ウイスキーエキスパートとかウイスキー検定とかも取得してみたりする。

2019年頃にちゃんとサーバーをレンタルし、ブログを移行。現在に至る。

FESTIVALS出展歴

  • 百万石ウイスキーフェスタ2024
  • 百万石ウイスキーフェスタ2025
  • 百万石ウイスキーフェスタ2026
  • ウイスキーコレクション郡山2025
  • ウイスキーコレクション郡山2026
  • ウイスキーステーション浜松2026
  • 宇都宮スピリッツマルシェ2025

セミナー・トークセッション登壇歴

  • ボトラーズトークセッション司会(2025)
  • The View From The BAR司会(2026)

PODCAST

  • Whisky Connect

PRESS(取材)

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