ラフロイグ 2005 – 2019、13年 56.0% エイコーン カスクストレングスコレクション

2000年代蒸留ラフロイグの名リリースではないか。

LAPHROAIG 2005-2019, 13Y. 56.0%

ACORN’S CASK STRENGTH SELECTION

barrel

cask#56083


評価:★★★ Recommend!

CP:☆☆☆

価格:★★


ボトル紹介

目次

エイコーンからリリースされた新しいドングリラベル

ドングリラベルでお馴染みの日本のボトラー「エイコーン」から、2005年蒸留、バーボンバレル13年熟成のラフロイグです。

エイコーンのドングリラベルは、以前まで「Natural Malt Selection」と銘打たれていましたが、このボトルから「Cask Strength Selection」と表記されるようになったようです。


テイスティング

2000年代バーボンラフロイグに光あれ

アイラモルトの中でもボウモアと共にボトラーズリリースの価格高騰が続いているラフロイグですが、これはなかなかに良いリリースではないかと思います。

ピートよりも甘酸っぱい柑橘とバーボン樽由来のフルーティーさが前に出てきていて、キャッチーかつ華やかな香味です。尖った要素がなく、クリアな印象があります。

熟成年数から考えるとお値打ちとは言い難いですが、最近ではこのくらいの価格になるのは仕方のない部分なのでしょうか。

飲んでから記事をあげるまで時間がかかってしまったため、テイスティングが簡素になってしまいましたが、あらためてしっかりレビューしたい一本です。

自宅にあるのを開けるのは、もう少し部屋が片付いてからになりそうですねー…(買った)


テイスティングノート

香り:

香り立ちは度数に比して穏やかに始まり、徐々に強くなる。フルーティーさが先行し、後からピート香という構成。甘く穏やかなウッディネス、バーボンバレル由来のオレンジ、蜂蜜、シロップ。穏やかなグレープフルーツが現れ、続いてヨードピート。

味わい:

口当たりは優しいが、ボディは度数相当にしっかりとしている、柑橘、ヨードピート、皮ごと搾ったグレープフルーツ。

余韻:

穏やかなドライさとヨードピート、穏やかな木材の収斂、ピンクグレープフルーツの皮の苦味。


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