グレンロッシー 1979-1997 18年 43% インター・トレード

美味しいです。ヨーグルトを思わせる酸味とクリーミーさ、花のようなフローラル。

Glenlossie 1979-1997 18Y. 43% Inter Trade


評価:★ ★ ★

CP:NR

価格:NR


香り:

香り立ちは良く、度数から想像するよりもしっかりとしている。イースティーで酸味が強い。ヨーグルトを思わせる乳酸の酸味とクリーミーさ。酸味が徐々に柑橘香に変わり、甘さが出てくる。金柑、うっすらとライム、クリーミーで、花のようにフローラルな香り(人によってはパフュームと表現するかも知れないが、このボトルにはネガティブな要素はない)。

味わい:

度数相当の優しい口当たり。甘酸っぱい柑橘香が広がり、少し遅れて麦芽の甘さがじんわりと広がる。適度に複雑で、ボディはしっかりとしている。

余韻:

味わいを引き継ぎ、甘酸っぱさと穏やかなウッディネス。そこからじわじわとドライに。最後は僅かにオイリーさを残す。余韻は長め。


最早れっきとしたオールドボトルですね。インター・トレード社(現在のハイスピリッツ社)がボトリングした1979年蒸溜のグレンロッシー18年。加水ボトルで、度数は43%です。そろそろ飲みきりそうですね。

ちなみに同じラベルデザインで、カスクストレングスのボトルも存在します。


グレンロッシーらしい(と勝手に思っている)ヨーグルトを思わせるクリーミーな酸味と花のようなフローラル(人によってはパフューム)、そこに甘酸っぱい柑橘香と適度な熟成感の麦芽香が折り重なります。

ボディも度数以上にしっかりとしていて味わい深く、美味しいボトルです。


蛇足:私より前から飲んでいる飲み手の方々からは本当にインタートレードのボトリングなのかということで議論になったことがあったとかなかったとか、そんな話を聞いたことがあります。残念ながら経緯までは調べ切れませんでした。
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