Longrow 10Y. 1993 46%

開けたてより甘みが強くなり、塩キャラメルのような美味しさ。


評価:★ ★ ☆

CP:☆ ☆ ☆ ☆

価格:Standard

香り:穏やかな香り立ち。やや平坦。潮気を伴うミネラリーなピート香。弱い林檎の香り、弱いが甘い麦芽香、穏やかなウッディネス、痕跡程度の草っぽさ。

味わい:優しいがしっかりとした口当たり。麦芽の甘みが強くなる。バニラ、ミルクキャラメル、メープルシロップをかけたパンケーキ。

余韻:キャラメルのような麦芽の甘みとピリピリとしたスパイシーさが残る。
まだヴィンテージが付いていた頃のロングロウ10年。このボトルで有名なのはトロピカルフルーツ香の出ている1994年蒸溜ですが、これはその前年のボトルです。

開けたてはかなり刺々しく、全体のまとまりも欠いていて、正直好みではありませんでしたが、放置すること数年、香味も全体的に丸みを帯びてきて、元々の酒質にあるブリニーさと樽由来のキャラメル感が良い具合に組み合わさり、塩キャラメルのような風味が出てきました。美味しいです。コルクはかなり緩くなっていたのですが、逆に良かったのかも知れません。

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