JUST OPENED: SPRINGBANK 2007-2016 8Y. 57.2% SPRINGBANK SOCIETY April ’16 release

短熟だが、かなり上手く仕上がっている。

香り:フレッシュなレーズンとしっかりとした麦芽の主張。若いことは分かるが、嫌味な要素や荒々しさは感じられない。続いて塩気。

口当たり:度数相当にしっかりとした口当たり。甘い麦芽感よりも樽由来のレーズン、塩気やピートを強く感じることが出来る。絡みつく。

余韻:基本的にノージングを引き継ぐ。度数由来のピリピリとしたスパイシーさが舌の奥に残る。

今年入会したスプリングソサエティ。そこから初めて購入したボトルがこれです。先方の手違いなのか大らかさの表れなのかは定かではありませんが、今年の4月のリリース直後に注文したにも関わらず、発送してくれたのはやっと6月になってからでした。途中からおそらく忘れられているんだろうなと思いながらも、それなりに発送を急かせるような(現代の若者言葉で表現するならば「おこ」な)メールを送ってみた結果、その数日後には我が家にこのボトルが届いたのでした。まあ何にせよ届いたのであれば良しなワケですよ。

さて、このスプリングバンクです。ノージングの段階で確かに若いモルトであることは間違いありせんが、そこには必要以上の荒々しさや明確に苦手なフレーバーを感じることはなく、そういう意味でとても仕上がった感のあるボトルだと思いました。樽香も非常に綺麗で、フレッシュなレーズン感をしっかり楽しむことが出来ます。

今回は抜栓し立てですので、今後の変化を楽しみながら飲み進めて行きたいと思います。

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